脳神経外科・神経内科・循環器内科・麻酔科・リハビリテーション科
0544-23-5155
当院について

院長あいさつ

富士脳研病院ホームページにご来訪いただきましてありがとうございます。当院は、昭和55年の開院以来、脳神経外科の専門病院として脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍、脊椎疾患などに取り組んでまいりました。「あたまの病気」であれば文字通り「いつでも、誰でも、何でも」をモットーに、あたたかい心のかよう良質な医療を患者さまに提供するように努めております。

脳卒中を中心とした救急医療を病院の使命として取り組み、また地域の医療機関との連携を深めて、高度で安全確実な医療を提供いたします。昨今は病院と診療所の機能分担が求められており、診療所の先生方からの入院要請には今後も確実に受け入れてまいります。

脳卒中後には手足の麻痺や言語障害、高次機能障害などが残る場合が少なくありません。当院には回復期リハビリテーション病床(45床)もありますので、脳卒中発症後からの切れ目のない機能回復訓練が実施可能です。経験豊富な各職種のチーム医療で一人でも多くの患者さまの自宅復帰を目指しています。

脳卒中は何よりも予防が大切な病気です。当院は静岡県内で最初に脳ドックを開始した施設であり、特にくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤や動脈硬化の早期診断に努めています。ご家族に脳卒中の方がいらっしゃる場合にはぜひご相談ください。

当院は高度の医療技術、訓練された医療スタッフ、高性能の医療機器が備わっておりますが、何よりも全職員が一丸となって「あたまの病気」については地域の「最後の砦」の決意と誇りをもって診療を行っております。患者さまやご家族の病気のお悩みが少しでも解消されますことを切に希望いたしております。

令和5年4月1日
一般財団法人 富士脳障害研究所附属病院
院長 塩川芳昭

塩川院長プロフィール

昭和57年に東京大学医学部を卒業し脳神経外科教室に入局しました。
東京大学病院などでの研修後の昭和60年に初回の「富士脳研」勤務(1年半)、その後のスウェーデン留学から帰国後の平成3年に二回目の「富士脳研」勤務(脳神経外科部長を1年半)を経て杏林大学脳神経外科の教授、副院長を勤めました。杏林大学病院での30年間は脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍を専門として脳卒中センターを開設し、日本脳卒中学会、脳卒中の外科学会、脳ドック学会などの会長を務めてまいりました。

令和5年4月よりより富士脳障害研究所附属病院の院長に就任いたしました。約30年ぶりに「富士脳研」に参りまして、病院開院時の熱意が活きていると感じております。今後も患者さまの視点に立った医療の提供を心がけてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

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